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質問:
行財政改革の進め方と成果は。
町長:
住民第一の行政にするために、土曜日の窓口開庁、役場窓口総合案内の廃止、税金の前納奨励金の廃止などコスト削減に努めてきました。
集中改革プランでは、職員の削減、特別職の給与カットなど、補助金については、すべて見直し大幅カットを行いました。
その結果、18年度は、一億4000万円の削減となりました。
財務課長:
財政の見通しですが、地方交付税は引き続き減額の見通しです。
反面、町税の増収、特に法人税等と増収が見込め22億程度と試算しております。しかしながら、さらに経費削減に取り組み行政のスリム化が重要かと思われます。
質問:
五霞町の財政力指数はどうか。
財務課長:
0.8を上回っており、県内でも上位です。
質問:
市町村合併破綻の是非は。
町長:
今回の合併は、国からの押しつけであったと思います。当初は、郡内合併で進めてきましたが、途中から住民の皆様の意向で幸手市合併へと変更になりました。しかし幸手市の一方的な都合から破綻となりました。
私は、結果的にある部分では、合併しなくて良かったと思います。今後、合併については相当高いハードルがあると思われますが、単独で行ければそれが一番いいと今でも思っています。
質問:
町の活性化はどうか。
町長:
「人が出ていくまちから来るまちへ」ということから、基幹道路網の整備を行ってきました。
商業機能のアップではIC周辺開発に尽力しましたが、残念ながら成果を上げられませんでした。
一方、道の駅ごかの導入によって、農業の活性化がはかられていると思われます。また、ソフト面では第三子以降の助成金、固定資産税の助成などに努めて参りました。
企画調整課長 道の駅ごかの実績は、18年一月末で利用者数61万2000人。売り上げは5億400万円で、前年同月比146%の伸びとなっています。
町の活性化の拠点施設として実績を上げています。
質問:
学力向上とゆとり教育の是非は。
教育長:
ゆとり教育が学力低下になっているとは思いません。学ぶ意欲を喚起することが必要です。
五霞中学校では、ゆとりの時間を活用して、ゲストティチャーを迎え学習した結果、今年は県の平均を突破する状況となってきました。
今後もゆとりの教育を大事にしていきたいと考えています。
質問:
教育環境はどうか。
教育次長:
環境づくりということで、いち早く安心安全から耐震補強工事を小中学校3校に行い、すでに完了しております。さらに昨年度各学校にAEDを配置いたしました。
学習の面では、パソコン教室の設置、校内のLAN整備を実施しました。
教材、楽器なども各校と協議しながら、整備充実を図っています。今後は図書の整備もはかります。
また、人事面では、優秀な教職員の招聘に心がけております。
質問:
いじめ問題はどうか。
教育長:
先生方の児童の観察力の向上、いじめを許さない教育、コミュニケーション能力を高めるなど努めています。なくすことはできないと思いますが、限りなく少なくすることは可能です。
今後とも学校側と町、議会、保護者で真摯に取り組んで行かなければなりません。