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質問:
平成18年度の予算編成の見通しはどうなっていますか。
町長:
平成18年度は、36億円程度に抑えたい。ただ、福祉、保健、教育の分野に対しては、極端な削減はできないと考えている。
財務課長:
現在、各課のヒアリングを終え調整中です。概略で18年度の歳入は31億5千万円、歳出が36億6千万円です。
差し引き5億1千万円の不足が生じますが、基金の取り崩しで対応する予定です。
質問:
町税と地方交付税の見通しについて。
財務課長:
町税は、昨年度より3千万円増の19億2千万円を見込んでいます。地方交付税は昨年度(約3億1500万円)よりさらに減額の見込みです。
質問:
行政改革をどう進めますか。
町長:
小さな行政を目指し、まず職員の削減をはかります。
次に住民との協働体制をつくり、地域の事は分担していただく方向を考えています。それには住民の意識改革も必要となります。
財務課長:
指定管理者制度の導入で、経費の削減をはかる予定です。
企画調整課長:
事務事業全般の見直しをおこない、アウトソーシング(外部委託)を検討しています。
質問:
今後の市町村合併はどなっていますか。
町長:
当面は、可能な限り単独でいくことを考えています。
人口1万人を割り込んで、合併新法での知事勧告があると思われるが、2年くらいの間にはっきりしてくると考えられます。
結論を出すのは住民の皆さんだと理解しています。
質問:
町の活性化への取り組みはどうなっていますか。
町長:
人の出て行く町から人の来る町を目指しましたが、結果的には人口減となりました。
団塊世代の方々のUターンや子育て支援政策で、人口の定着化を図りたい。
企画調整課長:
五霞町定住化促進条例で町内住宅の取得促進をはかり、人口増を見込んでいます。
産業課長:
道の駅のオープンが、地域農業の活性化の一助けとなると思われ、今年度はかなりの売り上げ実績が見込めます。
福祉課長:
次世代育成支援行動計画に基づき、子育ての支援に努めて人口増につなげたいと考えています。
質問:
児童・生徒の学力のレベルについてはどうでしょうか。
教育長:
小学生は県の平均を上回っています。中学生は残念ながら若干下回っています。
質問:
どのような措置を講じていますか。
教育長:
授業の質の向上・基礎的学力の底上げ・家庭学習の習慣化の3点に重点を置き、さらにTT・加配を有効に活用していきたい。
質問:
ゆとり教育でどう変わりましたか。
教育長:
生活科、総合学習の時間、選択教科の導入などにより、豊かな心が育ってきていると思います。
作文、体験学習発表などで多くの入選も果たしています。
質問:
少人数学級の導入はどうなっていますか。
教育次長:
国の基準では1学級40人ですが、県では1・2年生で35人を指導しています。
少人数学級では、学力の向上や意欲の向上がみられますので、実情に沿って導入していきたいと考えています。
質問:
小学生の人数が減少しているが、東西小学校の統合は。
町長:
必要な方向とは考えていますが、補助金の問題もあるのですぐには実施できません。
学力、通学の問題なども含めて、慎重に検討していかなければなりません。